
会社に行くと居心地も悪く異常なくらい気疲れする。
自分は会社員に向いてないのでは?
本記事ではそんな悩みに答えるよ。

記事の内容
- 会社員に向いてない原因を診断
- 会社員に向いてない人の生き方
- 会社員が向いていない人はどうすれば良いか
- 抜け出すためにやって良かったこと

会社に毎日行くだけで気疲れするのに、定年まであと何十年と考えると先が見えないですよね。
僕も会社のオフィスの空間にいるだけで、居心地の悪さから疲弊してしまう時期がありました。
しかし、お金や英語を学び、会社への依存度を下げ続けたことで最終的にセミリタイアという生き方を選択。
そこで、この記事では会社員に向いてない人の生き方や、抜け出すためにやるべきことを具体的に紹介していきます。
向いてないのではなく、環境・仕事など何かがマッチしていないだけかもしれません。
本記事を通して、自分にマッチする人生にシフトしていきましょう。
会社員(サラリーマン)に向いてない人の特徴は?診断してみよう!

まずは、なぜ「会社員に向いてない」と感じてしまうのか、一般的な理由と照らして客観的に現状をチェックしてみましょう。
本当に向いてないのではなく、そう感じてしまいやすい環境や性格が理由かもしれません。
- 会社の周りの人と比べて無能と感じてしまう
- HSP気質で「自分には向いてない」と感じやすい
- ブラックな職場環境で働いている
- 男性・女性間の人間関係が苦手
以下、順に詳細を解説していきますね。
特徴①:会社の周りの人と比べて無能と感じてしまう
会社にいると周りと比べて、自己評価を下げてしまいがちです。
ほとんどの会社は仕事の評価、仕事の優劣に意識が向けられやすい環境ですからね。
主な理由
- 今の仕事で要求される経験・スキルにおいついていない
- 周りに自分より経験がある人が多い
- 自己肯定感が低い
- 上司の指摘・失敗などで自信を失っている
このように、環境・自分・他人のいずれかによって、自分の弱みがクローズアップされてしまっているのが原因かもしれません。
また、何かスキルを学んで得意分野を作れば、このように感じることは少なくなっていきます。
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特徴②:HSP気質で「自分には向いてない」と感じやすい
HSPの気質を持っていると、「会社員に向いてない」と感じやすいです(HSPの意味は以下引用をご覧ください)。
この情報だと、統計的には人口の15-20%程度とのこと。
会社内でもHSPでない人が大半なので、居心地の悪さが生まれるのは当然です。
HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー)」と呼ばれています。
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、即生まれ持った性質であることがわかっています。
統計的には人口の15%~20%。5人に1人があてはまる『性質』であり、稀ではありませんが、裏を返せば、約8割の人はこの性質にはあてはまらないため、HSPの特性は共感を得ることが難しく、HSPでない人たちとの差に自己嫌悪を感じることや、まわりに合わせようと無理をして生きづらさを感じやすくなる性質といえます。
引用元:http://www.madreclinic.jp/pm-top/pm-symptom/pm-symptom-22/
経験上言えるのは、「敏感」「繊細」であることは、稀少性があり強みにもなり得ます。
・起こることを考えすぎてしまう ⇒ 先回り力
・心配しすぎる ⇒ 準備力、リスク回避力
・些細なことで打ちのめされる ⇒ 失敗を繰り返さない改善力
・大人数の場が疲れる ⇒ 視野が広い
該当した場合は「向いてない」のではなく、「向いてないと感じやすい」と理解しましょう。
特徴③:ブラックな職場環境で働いている
ブラックな職場環境のせいで、思考がネガティブループに入っているのが原因かもしれません。
例えば、
・怒られる ⇒自信を失う ⇒余計仕事ができなくなる ⇒怒られる
・激務 ⇒ 仕事が溜まる ⇒ 無能と感じてしまう ⇒「もっと頑張らないと」
・いつも仕事のことを考える ⇒会社への依存度が高まる ⇒更に考える時間が増加
のように、職場環境が悪いと切り替えるられず、沼にはまっていきます。
自分の働いている職場環境がまともなのか、会社に依存状態になっていないか客観的に見てみましょう。
特徴④:男性・女性間の人間関係が苦手
男性或いは女性との人間関係はうまくいくのに、逆の場合が苦手という人も多いと思います。
例えば以下のようなタイプの人です。
・女性から見たら「真面目で優しい」、男性からは「気弱で暗いやつ」と思われる
・男性からは見たら「明るくて仕事もできる」、女性からは「気が強くて苦手」と思われる
このような受け取られ方の違いが、会社での居心地の悪さを生んでいるかもしれません。
会社員に向いてない人の生き方とは?

会社員に向いてない人の生き方を4つ紹介します。
- 起業やフリーランスなど会社員以外の生き方
- セミリタイアして途中で生き方をシフト
- 会社員としてポジションを確立していく生き方
- 自分に合う仕事や会社を探し求める
詳細を解説していきます。
起業やフリーランスなど会社員以外の生き方
会社員以外の生き方を目指すのも選択肢の1つです。
実際、会社員以外の生き方をしている人は世の中にたくさんいます。
ネットで低コストで集客や外注もできますし、手段の多様化で始めるハードルは下がっています。
今すぐに難しくても、まずは会社員をやりながら副業で小さく試してみることです。
セミリタイアして途中で生き方をシフト
30~40代などで早期セミリタイアして、自分が望む生き方にシフトするのも選択肢です。
目標が明確になりますし、「会社であと数十年働かないと」という見えない重圧から抜け出せます。
収入が減る場合もありますが、定年もなく個人で長く稼ぎ続けられる可能性もあります。
若い内に会社員を辞めるからこそ、新しいことにもチャレンジしやすいメリットもあります。
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会社員としてポジションを確立していく生き方
会社員に向いてない人でも、強み&得意分野を作って会社員としてポジションを確立していく生き方もあります。
ポジションが確立されると、会社での居心地の悪さも軽減されます。
なぜなら、
・周りから頼られることが多くなるので、文句を言ってくる人が減る
・ポジションが確立されれば、立場も上がりやすい
・得意分野ができると、その分野の仕事の割合が増え不満が小さくなる
・スキルアップに繋がることで、特定の会社への依存度が下がる
このように、自分が得意な分野で戦うことで会社員生活がだいぶ楽になります。
自分に合う仕事や会社を探し求める
自分に合う会社や仕事を探し求めて、転職や異動願いを出すのも有りです。
たまたま今の仕事・会社が向いてないだけかもしれません。
意外な仕事が自分にあっていることもあります。
僕も、海外に全く興味なく海外部門へ異動しましたが、国内よりも海外の仕事の方が自分に合っていると感じました。
海外だと、日本特有の人間関係の煩わしさがないのが大きかったです。
海外では、当たり前のように会社を変えたり、また戻ってきたりします。
自分を変えようとせず環境の方を変えてみると良い場所が見つかるかもしれません。
会社員が向いていない人はどうすれば?具体的な手順を紹介

サラリーマンに向いてないと感じる人がどうすれば良いか、各ステップに分けて紹介していきます。
原因を自己診断して特定する
まずは、会社員に向いていないと自分が感じる理由を整理して特定しましょう。
その理由が、自分・組織・会社員のどこにあるのかで、解決方法が大きく変わってくるためです。
ポイント
- 会社員に向いてないと感じる原因を思いつく限り書き出す
- 各原因を似たもの同士でグルーピングする
- 重要度で優先順位をつけてみる
例えば、以下の図を参考に原因がどこにあるのかを特定してみてください。

このように、「会社員に向いてない」と感じている理由の源泉を探ってみましょう。
「会社員に向いてない」と感じる原因を分析する
次に、原因がどのような性質かを分析する方法を紹介します。
自分が変えられる問題か
自分で変えられない問題、他人を変えようとすることに悩むのはやめることです。
具体的な行動に置き換えられないため、無駄に終わる可能性が高いからです。
自分がアクションできる形に置き換えてみて下さい。
具体例
- 他人を変えたければ、「自分の言動を変えてみる」
- 所属部署が嫌なら、「異動希望を出す」「上司に思っていることを話してみる」
能動的に「自分を変える」か「環境を変える」のどちらかを決めることが大事です。
現在の環境特有の問題か
現在おかれている環境特有の問題でなければ、やみくもに「環境を変える」判断は正しくないかもしれません。
転職したけど次の会社でも同じことに悩むというのはありがちな失敗です。
具体例
- 住む場所を変えてみる
- 付き合う人を変えてみる
- 仕事を変えてみる
- 時間の使い方を変えてみる
環境を本当に変えるべきか、具体的に何を変えてみるのかを考えてみましょう。
悩みを具体的な行動に置き換える
具体的なTodoに置き換えると、悩んでいることが少し楽になります。
「悩み」から「やるべきこと」になるからです。
Todoをこなすことに集中すれば、着実に前進できます。
長期視点で考えて、現在の悩みを目標までの1過程として捉えることも大事です。
ネガティブな思考状態だと、頭の中が目の前の悩みに支配されがちです。
長期的に見た時に「頑張らない」「受け入れる」或いは「逃げる」選択肢の方が良いこともあります。
複数の時間軸からも考えて、行動に落とし込んでいきましょう
僕が抜け出すために会社員時代にやって良かったこと

僕が「会社員に向いてない」と感じる状況から抜け出すためにやって良かったことを5つ紹介します。
- 新しいことを勉強してみる
- 会社への依存度を段階的に下げていく
- 会社員としてやっていく術を身につける
- 自分の性格や弱みを無理に変えようとしない
- 会社員にも良いところがあることを知る
以下、順に詳細を解説していきますね。
新しいことを勉強してみる
自分の仕事の分野に限らず、新しいことを勉強してみることです。
実際やってみて思ったのは、会社員でまともに勉強している人の割合はかなり少ないことです。
1個の分野の本をじっくり数冊読む ⇒実際に仕事を通して経験に変える。
これだけでも、その分野に限ればすぐに上位10-20%ぐらいのレベル(専門部署は別として)になります。
「何を学べば良いか分からない」という方は以下の記事も参考にしてみて下さい。
会社への依存度を段階的に下げていく
以下、3つの観点から、少しずつ会社への依存度を下げていきました。
- 転職力を高める
- 経済的依存度を下げる
- 精神的依存度を下げる
詳細は、会社に依存すると危険!鎖を外す3つのアプローチ方法で紹介しています。
会社員としてやっていく術を身につける
仕事を通して、「同じ失敗を繰り返さない」ことを継続していると、会社員としてやっていく術は身についていきます。
以下の参考記事も興味があれば、ご覧ください。
自分の性格や弱みを無理に変えようとしない
自分の性格や弱みを変えずに、強みにフォーカスすることで苦手だった営業職も克服できました。
上司から、指摘されて直そうとしていた時よりも、直すのを諦めてからの方が逆に自信に繋がって弱みが薄まっていきました。
詳細は、営業が向いてない人が克服するには?をご覧ください。
会社員にも良いところがあることを知る
会社員と聞くとネガティブなイメージをしがちですが、良いところもたくさんあります。
それらを知ったことで、
・まずは会社員としてのメリットを最大限享受
・それでもやはり最終的にはセミリタイア
という選択がとれました。
>>絶対知っておくべき会社員のメリットとは?最大限享受して無駄にしない
まとめ:会社員に向いてる人になる必要はない
この記事では、会社員が向いてない人の生き方について紹介しました。
ポイントは以下の通りです。
ポイント
- 向いてないと感じる原因を明確にする
- 色々な生き方・選択肢があることを知る
- 自分にマッチする環境に身をおく
- 学びと行動で抜け出せる
会社員に向いてる人になる必要なんてありません。
自分の目指したい方向に進むために学んで行動しましょう。