
会社の職場に行くと息が詰まる感じがして、何だか居心地が悪い
本記事ではそんな疑問に答えるよ。

記事の内容
- 職場で息が詰まる状態とは?
- 職場で息が詰まる原因
- 職場で息が詰まる状態から抜け出す方法

職場にいると、何だか重い空気を感じて息が詰まることはありませんか。
僕は、会社員時代に仕事中よく息が詰まる感じがありました。
会社での居心地が悪く、デスクで仕事をしているだけで見えない重圧で疲弊。
しかし、ある時からこのような職場での息の詰まりや、居心地が改善していきました。
このような経験から、本記事では同じような悩みを持つ方に向け、職場で息が詰まる原因と対処法を紹介します。
結論、「自分が変えられること」を変えていけば、抜け出すことは可能です。
以下、詳細を解説していきますね。
「職場で息が詰まる」のは居心地の悪さを継続的に感じている状態
「職場で息が詰まる」のは目に見えない重圧・居心地の悪さを継続的に感じている状態です。
特定の原因(例:怒られた、失敗した)はなくても、常に満員電車にいるような圧を感じてしまう。
例えば以下のような状態。
- 職場内で何だか喋りづらい
- 職場内で常に緊張感を感じて居心地が悪い
- 自分が周囲に迷惑をかけているように感じてしまう
複合的な要因であることも多く、原因が不明確なため対処がしにくい悩みです。
職場で息が詰まる原因は?
職場で息が詰まる原因は以下3つです。
- 静かすぎる職場の風土
- 上司との相性
- 職場内で自分のポジション
詳細を解説していきます。
①静かすぎる職場の風土の問題
原因の1つに、会社全体の風土があります。
職場が静かな風土だと、喋りにくくなったり、喋る時も静かな声で喋らないといけない気がしてきます。
(図書館で喋りづらいのと同じ)
例えば、以下のような職場環境。
・チームより個人で仕事をする人が多い
・人材の流動性が低く社風が固定化
・雑談を良しとしない人が多い
・雑務が多すぎて喋っている暇もない
僕が以前いた職場でも、飲み会ではよく喋る人がなぜか職場では異常なほどに静かに。
実際、「周りの視線が気になって雑談できない」という声を耳にしたことも。
職場の風土というのは、どんどん伝染していくので、なかなか1人の力では変えられない問題です。
②上司との相性
上司との相性が原因になっていることもあります。
ほとんどの人は、上の人の顔色や行動をうかがいながら、合わせようとするためです。
・よく怒る上司なので、できるだけ目立たないように行動
・黙々と仕事する上司なので、自分も黙々とやらないといけない気がする
特に「人がどう思うか」敏感なタイプだと、上司を意識しすぎて居心地が悪くなりやすいです。
③職場内で自分のポジションが確立されていない
職場での自分のポジションが確立されてないのが原因の可能性もあります。
特に経験の浅い20代、出世スピードに差が出てくるタイミングで感じやすいです。
・周囲に頼りっぱなしで活躍してないと感じてしまう
・忙しい上司への相談が申し訳ないと感じてしまう
・周りから評価されていないと感じてしまう
この原因は、変えられない他人や環境の影響ではないので、他よりはまだ対処しやすい問題と言えます。
職場で息が詰まる状態から抜け出す対処法は?

抜け出すための対処法として、実際に効果があったものを3つ紹介します
- 1つでも良いから得意分野を作る
- 職場外の活動を広げて会社の位置づけを下げる
- 環境を変える
1つでも良いから得意分野を作る
1つでも良いので、何か得意分野を作るのがおすすめです。
得意分野ができると、その仕事が集まってきます。
すると、
- 自分から話さずとも、周りから相談が来て会話が生まれる
- 上司から頼りにされる仕事が出てくる
- 職場での自分のポジションが確立されてくる
など、職場での居心地の原因になっていることが徐々に解消されていきます。
得意分野がない場合は、1つの分野の本を2~3冊読んで実行するだけでも十分。
正直、会社員でまともに勉強している人の割合は少ないです。
分野を絞ればそれ程時間をかけなくても部署内でトップクラスのスキルに到達可能。
できれば、周りに得意な人が少ないいことだと効果が大きいです。
具体例
- プレゼン資料の作り方
- エクセルでの効率化
- ホワイトボードに会議をまとめる技術
- 数字に強くなる
- 英語
- 〇〇の技術・製品の知識
1つ学んで効果が出たら、2つ目・3つ目に取り組んでいくと、より職場でのポジションが確立されていきます。
職場外での学びや活動で会社の位置づけを下げる
人生における会社の占める割合を相対的に小さくして位置づけを下げることです。
学生が学校生活が全てと感じてしまうように、社会人も会社生活の比重が高すぎることが多いです。
それは、他の選択肢があることが見えなくなっているからです。
筆者の例
- 海外の仕事の経験を通じて、日本の働き方・人間関係が特異であることを知った
- 英語学習を通じて、転職や新しいことに挑戦するハードルが下がった
- 会社員以外の生き方を知りセミリタイアを目指した
このように、少しでも選択肢を増やすことで、会社生活に感じる重みを少しずつ下げていきましょう。
環境を変える
無理に自分を変えようとせず、自分に合う環境を探すのも手です。
原因が、職場全体の風土だとどんなに頑張っても変えることが難しいからです。
・部署が原因なら異動願いを出してみる
・会社全体が原因なら転職を考える
・会社員の働き方が原因なら別の道を探してみる
自分が力を発揮できる環境に身を置いた方が、結果として上手くいくことも多いです。
まとめ:自分が変えられることだけに集中して「息が詰まる職場」から抜け出そう!
この記事では、「職場で息が詰まる原因と対処法」を紹介しました。
見えない居心地の悪さは、感じてしまいやすい気質、或いはそう感じさせる環境が原因です。
ポイント
- 1つでも良いから得意分野を作って会社内でのポジションを確立していく
- 職場外での学びや活動で会社の位置づけを下げる
- 環境を変える
自分が変えられることに集中し、息苦しさを感じにくい状況を作っていきましょう。
以下の記事も参考に、一度視点を広げて考えてみるのがおすすめです。