
最近成長を感じられないし、このままで良いのか将来不安。。
かといって何を勉強すれば良いのか分からない。
本記事では、このような疑問に答えます。
記事の内容
- 勉強ジャンルの選び方のポイント
- おすすめの勉強ジャンル・資格
「将来不安で何かスキルを身につけたい」「社外では通用しないのでは」と悩んでいませんか。
実は、勉強するジャンル選びは、将来のキャリア選択に大きく影響します。
なぜなら、
- ある程度知識があり、イメージできる
- やっていける自信・可能性が僅かでも感じられる
といった分野しか、そもそもキャリアの選択肢にすら上がらないからです。

筆者の僕は、30代で会社員を辞めるというキャリアを選択しました。
このような道を自分で選べたのも、会社への依存度を減らすことを念頭に勉強してきたことが大きいです。
この記事では、将来に不安を感じる社会人に向け、おすすめの勉強ジャンルの選び方から具体例までを紹介します。
記事を読み終えると、将来の選択肢を増やすための勉強ジャンルが分かります。
やることを明確にして「何をやって良いか分からない」という状態から抜け出しましょう。
社会人が勉強するジャンルの選び方のポイントは3つ

社会人が勉強ジャンルを選ぶ時のポイントは以下3つです。
- 時代のトレンドに合っているか
- 将来のキャリアの選択肢が増えるか
- ポジションずらしに役立つか
①時代のトレンドにあっているか
1つ目は、時代のニーズにあった、或いは不変的なスキルを学ぶことです。
勉強は自己投資なので、最終的に何かしらのリターンを得ることが重要。
例えば、
- 得られるリターンがあるか
- 一定の稀少性があるか
- 価値の持続性があるか
といった視点で選ぶ。
「勉強すること」を目的にせず、「勉強を通じてどれくらいの期間、何が得られそうか」を考えてみましょう。
②将来のキャリアの選択肢が増えるか
2つ目は、将来の選択肢の幅を広げるジャンルを選ぶことです。
- 仕事の幅・対象市場が広がる
- 業界に関わらず使える
- 副業・独立などに役立つ
以上のような特徴を持つジャンルを学ぶことで、環境変化に合わせた柔軟なキャリアが築けます。
③ポジションずらしに役立つか
3つ目は、キャリアにおけるポジションをずらすのに役立つかという点です。
もう少し具体的に言うと、
- 競争率が低い
- 成長性が高い
- 自分の強みが生かせる
など、有利なポジションに移るのに役立つ勉強ジャンルを選ぶ。
例えば、
・社内・業界内に詳しい人が少ないけどニーズはある分野を学び、独自のポジションを築く
・英語を学び、国内から成長市場の国の担当に移る
・苦手なセールスでなく、マーケティング(=仕組み作り)を学んで価値を発揮する
このように、個人のポジショニング戦略の1つとして勉強ジャンルを選んでみましょう。
社会人におすすめの勉強ジャンル・資格4選

社会人におすすめの勉強ジャンルは以下の通りです。
- 英語・海外関連スキル【脱・日本依存】
- 情報(IT, ネット, デジタル)リテラシー【脱・他人依存】
- お金【脱・給与依存】
- 性格的強みと相性が良いビジネススキル【強みの最大化】
①英語・海外関連スキル【脱・日本依存】
英語・海外関連のスキルは、今後人口・経済が縮小していく日本への依存度を減らすことに繋がります。
- 仕事・生活において「海外」という選択肢が持てる
- 英語力や海外ビジネスの経験のある日本人は少なく市場価値が高まる
- 情報・人間関係・考え方などが広がる
実際に、僕が英語を学んだことで得られた仕事上の環境変化としては、
・国内外を繋ぐ役割として、社内外から頼られることが圧倒的に増えた
・自信や市場価値が上がり、会社への依存度が下がった
・(仕事相手が海外中心になり)日本特有の常識・働き方・人間関係からくる悩みが軽減
などがあります。
自動翻訳が発達しても、代替されるのは「意味の変換」の部分だけ。
以下のように、英語力を軸に他のスキルと掛け合わせれば稀少性の高い価値を生み出せます。
- 英語×コミュニケーション力
- 英語×プレゼン力
- 英語×交渉力
- 英語×マーケティング力
- 英語×ライティング力
このように、日本という箱から抜け出す、或いは価値を高める手段として英語は有用です。
②情報(IT, ネット, デジタル)リテラシー【脱・他人依存】
時代の流れについていくには、情報リテラシーが必須です。
なぜなら、会社に依存しないキャリアを歩むには以下のようなスキルが必要だからです。
- 自分で調べて解決する力
- 情報を取捨選択する力
- 新しいことに挑戦する力
学ぶ対象は様々な選択肢がありますが、例えば以下のようなものがあります。
・プログラミングを学習する
・WordPressでブログを始める
・Web 3関連(NFT、メタバース等)の技術に触れてみる
「会社の周りの人にすぐ聞けて助けてもらえる」という状況は、環境が変わった瞬間に失われます。
情報・ITリテラシーを高める分野の勉強を通して、自力で調べて解決・挑戦する力を高めていきましょう。
③お金【脱・給与依存】
お金の知識を早く身につければ、長期的にはかなりの経済的メリットが期待できます。
- 知るだけで得をする(損しない)ことが山ほどあることに気づける
- 節約・お金の使い方がうまくなり、生活ハードルが下がる
- 会社給料への依存度が下がる
具体的な方法としては、
・FP3級、簿記3級など資格取得を通じ、お金のニュースが理解できる基礎知識をつける
・読書を通じて、ジャンル別に知識を強化していく
・節約、資産運用、副業など実践を通して学ぶ
などがあります。
お金の勉強を通じて、「生活のための仕事」からの脱却を目指しましょう。
④性格的強みと相性が良いビジネススキル【強みの最大化】
以下のようなビジネススキルを身につけると、キャリアの軸(コア)になります。
- 会社・業界問わず持ち運びできる
- 価値が廃れにくい
- 性格特性からくる強みと相性が良い
- 枝葉のスキルを掛け合わせると更に価値が高まる
例えば、
・戦略系スキル(例:マーケティング)
・表現スキル(例:ライティング・デザイン)
・思考系スキル(例:ロジカルシンキング)
・対人系スキル(例:コミュニケーション、セールス)
などがあります。
仮に、対人関係が苦手であれば、それ以外のスキルを軸にする。
対人関係が得意なら、コミュニケーション力を軸に、交渉力・プレゼン力などを掛け合わせる。
このように、性格特性からくる強みをベースに、コア・枝葉となるビジネススキルを身につけていきましょう。
まとめ:戦略的に勉強ジャンルを選んで選択肢を広げよう
この記事では、社会人におすすめの勉強ジャンルについて紹介しました。
ポイント
- 何を勉強するかは、将来のキャリアの選択肢に大きく影響する
- ①時代トレンド ②キャリアの選択肢の広がり ③ポジションずらしの3つの観点で選ぶ
- おすすめジャンルは、①英語・海外スキル ②情報リテラシー ③お金 ④性格的強みと相性が良いビジネススキル
まずは、1つでも勉強に取り組むジャンルを決め、「何をやったら良いか分からない状態」から抜け出しましょう。
また、勉強を通じて前に進む実感が得られると、漠然とした不安は小さくなるものです。
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