
節約したいけど、家族持ちだと車がないと不便よね。。
利便性を犠牲にせず節約する方法ないかな?
本記事ではそんな疑問に答えるよ

記事の内容
- 車を持たない生活のメリット5選
- 車を持たずに節約と利便性を両立する方法
- 一時的に車必須という方向けの方法

車の保有について、節約と利便性を天秤にかけて悩んでいませんか。
実は「車を持たない生活」の方が快適で豊かな生活が実現できます。
なぜなら、車を保有するデメリットがあまりにも大きすぎるからです。
僕は、子どもが生まれた後もずっと「車を持たない生活」を継続。
コンパクトな暮らし&節約で資産形成し、30代でセミリタイアすることに繋がりました。
そこで、今回は「車を持たない生活」のメリットと、利便性を損なわないための実現のコツを紹介します。
本記事を読んで実行すれば、車を持たなくても不便を感じることはほぼなくせます。
結論は、車を持たない前提の生活設計&便利サービスで、「不便を感じる場面を無くす」ことです。
それでは、詳細を解説していきますね。
車を持たない暮らしのメリット4選

車を持たないと、具体的にどれくらいメリットがあるのかな?
節約はもちろん、それ以外にも様々なメリットがあるよ

車を持たない生活のメリットは以下4つです。
- 固定費の大幅節約
- 変化に強い柔軟な家計
- 交通手段の柔軟性・時間の節約
- 危険・トラブルの回避
詳細を解説していきます。
固定費の大幅節約(生涯コストではかなりの額)

車って実際どのくらいコストがかかるの?
生涯にするととんでもない金額だよ

車を保有し続ける生涯コストは、数千万円レベルにのぼります。
車は単に高額なだけでなく、お金が飛びやすい性質の物。
- 見栄や後悔したくない心理で財布が緩くなる
- 大半が価値を生まない非稼働時間
- 業者に言われるがままメンテ費用が飛ぶ
- 一度保有するとなかなか手放せない
もちろん、車が趣味・生きがいの人は、大きな価値を生んでいるかもしれません。
ただ、車を移動手段として考えるならばデメリットが大きすぎます。
金額の規模感を知るために、生涯コストを試算(超概算)しました。
前提:10年置きに300万円の新車に乗り換え、40年間保有
車両代:300万円×4回=1200万円
維持費:3.5万円/月×12か月×40年間=1680万円
合計: 2880万円 (40年間) ⇒ 72万円 (年平均) ⇒ 6万円 (月平均)
このように、超概算で40年間で3000万円弱、月平均で6万円も費やすことになります。

もう少し安い車で、維持費も低いエリアならどうかな?
自分にあう前提で金額が知りたいなら、試算サイトを使ってみよう!

車の維持費の計算(外部サイトに飛びます)で、年間の維持費の計算ができます。
※初期費用も足す必要があります。
生涯で数千万円節約して他に回せれば、人生の選択肢を大きく増やせます。
家計の柔軟性が上がり変化に強くなる
車を持たないと、柔軟性の高い変化に強い家計になります。
- 毎月の固定費が大幅減
- 定期的な大きな支出(買い替え、車検)がなくなる
例えば、家計が苦しい時に、突発的大きな出費が発生したとします。
もし、毎月の固定費が高ければ、非常事態の時でも払い続けなくてはなりません。
更に、運が悪いと車検とタイミングがかぶり、大きな出費が重なる可能性も。
このように、節約だけでなく「家計の柔軟性を高める」上でも車を保有しないメリットは大きいです。
交通手段の柔軟性・時間の節約
車がないと、その時々に最適な移動手段を選べます。
一方で、 車を持つと心理的・習慣的な理由から基本車移動になりがちです。
たとえ、それが渋滞する連休や、別の手段の方が楽な場合であっても。
また、車保有に不随するロスや手間は意外に多いです。
- 駐車場探し、燃料補充、車検、修理、買い替え、保険等の各種手続き
- 飲酒時NGの制約
- 電車・新幹線の方が早くて時間が正確な場合も多い
- 運転で移動時間を有効活用できない
もちろん、逆に車を持たないことで発生する時間のロスも。
しかし、車がない前提でコンパクトな生活を設計すれば、寧ろ時間の節約になります。
危険・トラブルの回避
車に乗る機会を減らせば、移動に伴う安全・トラブルのリスクが劇的に下がります。
- 事故の可能性(電車・飛行機より圧倒的に高い)
- 交通違反の可能性(多くの人が経験)
- あおり運転などのトラブルの可能性
- 車両の盗難・いたずらの可能性
そもそもほとんど乗らなければ、危険に合うことはありません。
節約と利便性を両立する「車を持たない生活」の実現方法

では、どう利便性と両立していけば良い?
以降で具体的な方法を紹介していくよ

節約と利便性を両立する方法は以下の通りです。
- 移動距離の最小化(生活圏をコンパクトにする住居選び)
- 移動頻度の最小化(ネットサービスのフル活用)
- 近距離移動手段の確保:配車アプリ導入
- 中・長距離移動手段の確保:
以下、順に詳細を解説していきますね。
移動距離の最小化:生活圏をコンパクトにする住居選び
多少家賃を上げてでも車を持たずに生活圏をコンパクトにすることです。
その方が、トータルでお金&時間の節約になることがほとんど。
例えば、以下のような条件を満たす場所。
- 徒歩圏内にスーパー
- 車無しで職場へ行ける
- レンタカー、カーシェアが近くにある
このように、転居時は、家賃+時間コスト+車のコストで場所選びをすれば利便性は下がりません。
移動頻度の最小化:ネットショッピング&サービスのフル活用
ネットを活用すれば、そもそも自分が買い行かないといけない買い物はほぼありません。
しかも、ネットを使う金銭的・時間的メリットは大きいです。
ネットを使うメリット
- 選択肢が圧倒的に多い
- 実店舗より安く、隙間時間に探せる
- 送料有でも車・電車賃より安い
うまくサービスを使い分ければほぼ全ての物が、ネットの方が安いです。
具体例として、僕が使っているサービスは以下の通り。
(実店舗で見る時も、後からネットで安く購入するケースが多い)
具体例
- 楽天市場、ヤフーショッピング、Amazon (家電、日用品、服、本)
- ヨドバシ.com(主に日用品。100円のペン1本でも送料無料)
- ZOZO, ユニクロ, 無印 (服)
- フリマアプリ
このように、ネットを活用して、そもそも自分が移動する必要性を減らしていくのがコツです。
近距離移動手段の確保:配車アプリの導入
家族での短距離移動は、配車アプリを使います。
このタクシー代までケチりすぎると、「やっぱり車欲しい」となるため。
(自分は大丈夫でも、家族が不満に感じるかも)
まだ使ったことがない方は、
タクシーが呼べるアプリ GO《ゴー》を入れておくとめちゃくちゃ便利です。
・スマホのマップ上で場所指定でき、細かい場所の説明不要
・事前カード登録で現金不要
・指定場所に来るのでタクシー乗り場に並ぶ不要無し
・到着予定時間も分かり、いつ来るか分からないイライラも解消
このように、タクシー利用におけるストレスは全て解決します。
タクシーが必要とされる時は、乗り場に行列ができていることが多いです。
普段使わなくても、もしもの時(大雨、電車遅延、急用)用に入れておくと便利。
月額無料で、利用時に送迎料金が追加されるだけですのでぜひ試してみて下さい。
中~長距離移動手段:カーシェア&レンタカーの統合アプリ導入
中・長距離の移動手段には、複数のカーシェア&レンタカーサービスが使える「ドコモのdカーシェア」のアプリ導入がおすすめ。
自宅近くに拠点があるか探したい方→クルマを探す
dカーシェアの特徴
- 月額無料で固定費がかからない(登録料も無料)
- 1つのアプリ&アカウントで、4つのカーシェア、9つのレンタカーサービスを選んで使える
- docomoユーザーでなくても利用可能(dポイントもたまる)
カーシェアとレンタカーは主に以下のような違い・使い分けとなります。
- カーシェア:短時間利用(日を跨ぐのも可能だが割高)。アプリ予約のみで面倒な手続き&ガソリン給付不要。
- レンタカー:日を跨ぐ時に利用。事前手続き&鍵の受け渡しが必要。
僕は、以前カーシェア最大手のタイムズカーシェアを使ってましたが、月額がかかるのでdカーシェアに切り替えました。
年に数回のお出かけ用途など、利用頻度が低い方はドコモのdカーシェアの方が節約できます。
期間限定でどうしても必要ならサブスクを利用
様々な事情で、今はどうしても車が必要という人も中にはいるでしょう。
そのような場合は、生涯の内の本当に必要な時期のみ車のサブスクサービスを利用するのも有りです。
例えば、子どもが小さい期間だけ車のサブスク(定額利用サービス)を利用。
期間限定なら買うようりも、サブスクの方が手軽&トータルで安く済ませることが可能です。
サブスクで最も有名なのは、トヨタの【KINTO】というサービス。
選ぶ車種によって料金は異なりますが、月々1万円台~あります。
まとめ:車を持たずに利便性と節約を両立する生活設計をしよう!

今回は、車を持たない暮らしのメリットとコツを解説しました。
車を持たないためには、不便さを感じないような仕組みを作ることです。
ポイント
- 移動距離の最小化:生活圏をコンパクトにする住居選び
- 移動頻度の最小化:ネットショッピング&サービスのフル活用
- 近距離移動手段の確保:配車アプリの導入
- 中~長距離移動手段:カーシェア&レンタカーの統合アプリ導入
- 期間限定でどうしても必要ならサブスクを利用
お金・時間などの自分のリソースは有限。
コンパクトな生き方をすることで、人生の選択肢を広げましょう。