
「やらないことリスト」の効果や作り方について知りたい
本記事では、このような疑問にお答えます。
記事の内容
- やらないことリストを作る効果
- やらないことリストの作り方
- やらないことリストの実例

会社員だと朝から晩まで仕事で、やりたいことがあっても時間確保が難しいですよね。
僕も、会社員時代だった時は、目の前のことに追われる毎日を過ごしていました。
しかし、「やらないこと」を明確にしたことで、仕事と並行して英語・お金などを学ぶ時間が確保できるように。
そこで、本記事では「やらないことリスト」のメリット・作り方・実例を解説していきます。
やらないことリストを作って「できていないこと」を減らしていきましょう!
以下、詳細について解説していきますね。
やらないことリストを作る3つの効果
やらないことリストを作るメリットは以下3つです。
- 大事なことにリソースを集中できる
- 人生でやりたいことが明確になる
- 自分の価値観が分かる
詳細を解説していきます。
大事なことにリソースを集中できる
やらないことを明確にすると、やりたいことにリソース(時間、お金、労力)を集中できます。
空いたリソースを何に振るかを自分で決められるからです。
・やることを無理に詰め込もうとすると継続性が失われる
・やらないことが明確でないと、現在やっていることにどんどん時間が奪われる
このように、何かを始めたい時は、やらないことから決めていくことが重要です。
人生でやりたいことが明確になる
特にネガティブ思考な場合、やりたいことよりも、やりたくないことの方がすぐ答えやすいもの。
やりたくないことを裏返して考えることで、やりたいことが明確になります。
- 上下関係が面倒な会社で働きたくない
→フラットな組織で仕事をしたい - お金で苦労したくない
→お金を苦労しないだけ稼ぎたい
このように、「やらないために頑張る」というの立派なモチベーションの1つです。
自分の価値観が分かる
やらないことリストを作ると、自分の価値観が分かってきます。
各項目に対して理由を深堀りしていくことで、自分の好む考え方が見えてくるようになるからです。
この価値観が見えてくると、本当に大事なものだけを残せるようになります。
やらないことリストの作り方【3ステップ】
やりないことリストの作り方を3ステップで解説していきます
【ステップ1】頭に思い浮かぶ項目をリストアップしてみる
まずは、あまり深く考えずに思いつく項目を書き出してみましょう。
多くの場合、項目の種類がある程度偏ります。
この種類の偏りの傾向を見ることで、自分が何を重要視しているのか価値観が見えてきます。
【ステップ2】カテゴリに分けて再度考えてみる
次にリストアップした内容を、カテゴリ別に分類します。
分け方は、後程紹介する実例も参考にしてみて下さい。
カテゴリ分けすると、新たな項目が思い浮かんでくると思いますのでそれらを追加します。
【ステップ3】やらないためにやるべきことを考える
やらないことが決まれば、それを実現するためにやるべきTodoを考えます。
- 定量化する
- スケジュールに入れる
- 仕組み化をする
など、できるだけ具体的に決めることが重要です。
やらないことリストの例
やらないことリストのカテゴリ分けは、例えば以下のように分けます。
- 体
- 家族
- 仕事
- 人
- お金
- モノ
- 時間
以下、それぞれ実例を紹介していきます。
「体」
- 1日中家にこもらない
- 偏った食事しない
- 夜更かししない
- 毎年の検診・予防を怠らない
「家族」
- 家族より仕事を優先しない
- 感情的にならない
- 無関心にならない
「仕事」
- 競争が激しい場所や、不得意なことで戦わない
- 仕事人間になり過ぎない
- 会社の歯車として使われない
「人」
- ネガティブな影響を与える人とは極力関わらない
- 人間関係を広げすぎない
- 人の悪口は言わない
- 全ての人に好かれようとしない
「お金」
- 無駄な出費しない
- 見栄にお金をかけない
- 収入源を1つに依存しない
- キャッシュを極力使わない
- 管理は極力シンプルにして時間をかけない
>>【保存版】セミリタイア(FIRE)のための節約術一覧マップ
「モノ」
- 必要以上に物を持たない
- 家・車を持たない
- 紙資料を持たない
- 使わないアプリは入れておかない
- 流行を追わない
- 床に物を極力置かない
- 手入れが面倒なものは買わない
≫車を持たない暮らしの節約メリットと実現のコツ【利便性と両立】
「時間」
- 利便性が低い場所に住まない
- 予定を詰めすぎない
- やるべきことを放置しない
- 不要なことはきっぱり止める
- 人生の優先順位の高いことに時間を使う
- 節約のために大きな時間を犠牲にしない
まとめ:やらないことリストでやれることを増やそう!
今回は、やらないことリストの効果、実例、作り方について紹介しました。
ポイント
- ①大事なことへのリソース集中 ②人生でやりたいことが明確に ③自分の価値観が分かる の3つのメリット
- ①項目をリストアップ → ②カテゴリ分けして再度考える → ③やらないためにやるべきことを考えるの3ステップ
やらないことを増やしていくと、本当に必要なもの(こと)は意外に少ないことに気づきます。
リストを作って明確にすることで、やれることを増やしていきましょう。