
お金について勉強したい。
情報が多すぎて何からやって良いか分からない!
本記事では、このような疑問に答えます。
記事の内容
- お金の勉強は何からやるべきか?
- お金に強い人になれる勉強方法4選
筆者の僕は、20代からお金について学び、資産形成を開始。
約13年間で5000万円資産形成し、30代中盤で会社員をセミリタイア。
お金を学んだことで、人生の選択肢が大きく広がりました。
お金の勉強といっても、難しそうで何から始めたら良いか悩みますよね。
僕もお金を学び始めた頃は、手を出した本が難しくて理解できないなど苦労した経験があります。
しかし、経験していく中で段々と効率的に学ぶコツが分かり、資産形成に繋げることができました。
そこで本記事では、初心者からでもお金に強い人になれる「お金の勉強の始め方」を紹介します。
「お金の勉強」ほどコスパの高い自己投資はなかなかありません。
会社員人生の将来に不安を抱える方、今後の人生の選択肢を増やしたい方におすすめです。
本記事を読めば、お金を学ぶ具体的な方法が分かります。
初心者からでも、①ルール ②考え方 ③実践の3つから必要な知識・経験が得られるのでぜひ参考にしてみて下さい。
お金の勉強は何から?【まずは広く浅くルールを理解する】

初心者の方であれば、まずは「広く浅くお金のルール」から学ぶのがおすすめです。
理由は以下の通り。
- 騙さたり惑わされるのを防げる
- 情報への理解度・感度が高まる
- ネットやYoutubeは情報の取捨選択が難しい
①騙さたり惑わされるのを防げる
まず広く浅く知識をつけることで、騙されたり情報に惑わされるリスクを下げられます。
というのも、お金に関わる事柄は最終的には自己責任。
お金の勉強を通して、「自己判断するスキル」を身につけていくことが重要です。
ありがちな例として
・儲け話に騙される
・手数料が割高なサービス・商品に手を出す
・ネットで紹介されていた手法を真似したが、自分には合わなかった
などがあります。
ルール・基礎知識ゼロの状態で、ゲームやスポーツに参加してもうまくいかないのと同じです。
最低限の基礎知識をおさえることで、失敗するリスクを減らしましょう。
②情報への理解度・感度が高まる
お金のルール・基礎知識を知っていると、お金に関わる情報感度が確実に上がります。
① お金に関わるニュースの理解度が上がる
② 理解できるので、家計に影響があれば自分で情報を集められる
③ 家計改善・対策に向けた行動に繋がる
情報を得ても、よく知らない分野や、分からない用語が出てくるとスルーしてしまいがちですよね。
まずは浅くても良いので前提知識・ルールを抑えて、情報への理解度・感度を高めましょう。
③ネットやYoutubeは情報の取捨選択が難しい
ネットやYoutube上に有益情報があるのは事実ですが、情報の取捨選択は極めて困難です。
・大規模Youtubeチャンネルだと数百本アーカイブがあり、何から見れば良いか分からない
・古い情報が残っていたり、動画によって対象とする人が違う
・どうしても注目を集めるトピックや、ポジショントークが多くなる
従って、ネット・youtubeでの情報収集は、
- 最新のトレンド情報を得る手段
- ピンポイントで自分が知りたいことを調べる手段
などの目的で、併用して使うのが良いです。
お金に強い人になれる勉強方法4選

お金の勉強をする具体的な方法は以下の通りです。
- 資格勉強でお金のルールを体系的に学ぶ
- 読み放題サービスでマネー本を複数冊を一気読みする
- 評判の高いベストセラーの書籍でお金を学ぶ
- 家計改善・資産形成を通じて実践で学ぶ
①資格勉強でお金のルールを体系的に学ぶ
資格学習には以下のようなメリットがあります。
・広く浅く基本知識を体系的に学べる
・個人的見解が含まれない、事実だけを学ぶことができる
・お金に関わる基礎知識や考え方が身につく
具体的には、FP(ファイナンシャルプランナー)3級と、簿記3級の2つが入口としては最適です。
FP(ファイナンシャルプランナー)3級
FPでは、金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が学べます。
FP3級~1級まであり、3級は入門的な位置づけ。
FP3級を取得する一番のメリットは、お金に関わるニュースへの理解度が上がること
理解度が上がると、日々のお金に関わる重要情報をスルーせずに、状況変化にも対応できるようになります。
簿記3級
簿記とは、日々の取引を仕分けして財務諸表(決算書)を作成するまでの一連のルールのこと。
実は、簿記資格で学ぶ「複式簿記」「財務諸表」は、仕事・ビジネスだけでなく、家計改善にも役立ちます。
・一般的な家計簿: お金の出入りだけを管理
・複式簿記: お金の出入りと財産(資産・負債)の増減の2つの視点からみる
例えば、持ち家だと、住宅ローン残高(負債)、住宅の資産価値(資産)まで見ないと家計の健全性は分かりません。
家計状況を理解するには、お金の出入りだけ見ていても不十分ということです。
・家計の健全性、勤め先・転職先の経営状況が財務諸表から理解できる
・資産性や負債を意識した買い物ができるようになる
・ビジネス上の数字に強くなる
など、財務系の仕事ではない方でも、仕事や実生活において簿記を学ぶメリットは大きいです。
FPと簿記の勉強方法は?
FPと簿記の資格は、出題パターンがある程度決まっており、独学で合格が可能です。
(短期集中なら1か月程度で合格できる可能性も十分有り)
本による独学の場合、参考書+問題集で数千円で済みますが、以下のようなデメリットも。
- 忙しい社会人にとっては、隙間時間に学習がやりづらい
- 本が分厚いので持ち歩きや、モチベーション維持のハードルが高い
- 深く理解するなら講義形式の方が頭に入りやすい(初心者だと本だけで理解は結構難しい)
しかし、一般的な資格通信講座だと、1講座数万円~が相場と高額でハードルが高い。
そこで、コストと利便性を両立したい方は、「格安のオンライン講座+過去問題集」を使った勉強法がおすすめです。
以下の記事で、格安オンライン講座のオンスク.JPを紹介していますので参考にしてみて下さい。
>>オンスク.JPウケホーダイの口コミ・評判は?【コスパ最強の学びツール】
②読み放題サービスでマネー本を複数冊を一気読みする
新しいことを学ぶ時に、1つの分野の本を複数冊一気に読む方法は非常に効率が高いです。
① 重要事項は、どの本にも共通的に出てくるので頭に残る
② 様々な主張の本を読むことで、客観的に情報を取捨選択できる
マネー本は知識差が大きい分野なので、自分に合うか分からない本を何冊も購入するのはハードルが高い。
AmazonのKindle Unlimitedだと、定額読み放題(月額980円)で気軽に色んな本を斜め読み・一気読みできます。
(マネー本もかなりの数が読み放題対象になっています)
新しい分野を学びたい時に、よくこの方法を使っていますがコスパ・効率ともに抜群です。
会社帰りや隙間時間にスマホでも読めるので、社会人でも勉強しやすいですよ。
(読みたい本がなくなったら一旦解約しています)
いつでも解約可能(初回だと30日間無料)で簡単に登録できますので、気になる本を探してみて下さい。
③評判の高いベストセラーの書籍でお金を学ぶ
評価が高く売れているベストセラーのマネー本は、初心者でも分かりやすい本が多いです。
というのも、日本人の大半はお金を学んだ経験がないので、必然的に初心者に優しい本が売れるからです。
一口にお金の勉強といっても、様々な分野・切り口があります。
優先順位を付けて、各分野ごとのベストセラー本を順番に読んでいくことでお金に強い人に。
以下の記事で分野別に評判の高いおすすめ書籍を紹介しています。
どれも有益な本ばかりなので、気になるものがないかぜひチェックしてみて下さい。
>>セミリタイア(FIRE)目指す方におすすめの本12選【お金に強くなる】
④家計改善を通して実践で学ぶ
勉強と並行して、家計管理・改善の実践を通して学んでいきましょう。
① 家計簿アプリ等も活用し、家計の現状把握を行う
② 固定費 → 日常的な出費 → 特別費(たまにある出費)の順で節約に取り組む
③ お金が溜まる考え方を学ぶ
④ 黒字家計及び余剰資金が出来たら、資産運用も検討する
以下記事で、家計管理・節約術の具体的な方法を紹介しています。
>>【保存版】セミリタイア(FIRE)のための節約術一覧マップ
身軽に生きる、或いはお金を貯めるための考え方は以下の記事を参考にして下さい。
まとめ:お金の勉強を通じてお金に強い人になろう!
この記事では、お金の勉強の始め方について紹介しました。
ポイント
- まずは、広く浅くお金の基礎知識を身につける
- 広く浅くルールを学ぶには、簿記・FPなどの資格学習が有効
- 読書・実践を通して、更に分野ごとの理解を深めていく
お金の知識がないことで、損していることは世の中にたくさんあります。
しっかりと勉強してお金に強い人になることで、自分が頑張って稼いだお金を守りつつ育てていきましょう。
>>【オンスク.JP】で簿記・FP資格を学ぶ
>>Kindle Unlimited(初回30日無料)でマネー本を見てみる