
セミリタイア(FIRE)目指すならミニマリストにならないといけない?
必要なミニマリスト思考とは?
本記事では、このような疑問にお答えます。
記事の内容
- セミリタイアするならミニマリストにならないといけない?
- セミリタイアとミニマリストの共通点
- セミリタイアのためのミニマリスト思考の取り入れ方

セミリタイアしている人の経験談を見ると、ミニマリストの人が多いと感じたことはないでしょうか。
僕は極端なミニマリストではありませんが、その考え方を取り入れたことでセミリタイアまでの期間が大きく短縮できました。
そこで、本記事では、同じようにセミリタイアを目指す方に向けて、ミニマリストになる必要性、共通点、考え方を紹介します。
考え方を上手に取り入れることで、満足度の高いセミリタイアに近づけますよ。
ミニマリスト思考を取り入れると、セミリタイアでの失敗を防ぐことにも繋がります。
セミリタイアしたいならミニマリストにならないといけない?
結論は、「ミニマリストになる必要はないがミニマリスト的な思考を取り入れると近道」です。
普通の会社員が早期リタイアするには、何かを捨ててより重要なこと(資産構築や副業など)にリソースを集中させる必要があるため。
ミニマリストと言っても色んなタイプがありライフスタイルは様々。
独断と偏見でミニマリストのタイプを勝手に分類してみました。
ミニマリストのタイプ
- 身軽系:物を最小限しか持たない
- 節約系:出費を最小限にすることを重視
- 効率系:時間の効率・生産性を重視
- シンプル系:シンプルであることを重視
- おしゃれ系:無駄のない洗練されたデザインを重視
- 昔ながら系:便利な物に頼らずある物で何とかする
- ゆるゆる系:ストレスを最小限にして緩く生きることを重視
- ハイブリッド/マルチ系:上記複数の要素の組み合わせ
ちなみに僕は、極端ではありませんが一般的な基準からすると「身軽・節約・効率・シンプル」の4つの要素が強め。
また、会社員の時はストレスをため込みがちなでしたが、セミリタイアで「ゆるゆる系」の要素も生活に取り込みました。
自分の価値観に近いタイプや、生活に取り入れたい考え方をぜひ探してみて下さい。
セミリタイアとミニマリスト思考の共通点とは?
セミリタイアのライフスタイルと、ミニマリストの思考は非常に似ています。
なぜなら、セミリタイアは会社員生活で将来得られるものを「捨てる」ことで「より得たい何かに交換する」ことだからです。
具体例
- 会社員を辞めて捨てること:会社員として将来得られる給料・経験・人間関係、地位・社会的信用度など
- セミリタイアで得られること:時間や住む場所の自由度、精神的ゆとり、健康など
ミニマリストというと、「捨てること」「モノを持たないこと」が着目されがちですが、これらはあくまでも別の物を得る手段です。
セミリタイアではどうしてもお金に目がいきがちですが、「捨てること」「得たいこと」も考えてみましょう。
セミリタイアのためのミニマリスト思考の取り入れ方
充実したセミリタイアに向けて取り入れるべきミニマリスト思考は以下の通り。
- 自分好みの人生ポートフォリオに近づけていく
- 価値の交換レートを上げていく
- 他人が決める価値⇒自分が決める価値へシフトしていく
詳細を解説していきます。
自分好みの人生ポートフォリオに近づけていく
1つ目は、自分の時間・資産・生き方などを自分の価値観に合う配分(ポートフォリオ)に「置き換えていく」ことです。
決まったサイズのお弁当箱の中のおかずを、自分好みに置き換えていくイメージです。
お弁当箱自体のサイズ(自分のリソースのキャパ)は変えられないので、新しいおかずを入れるには何かを捨てる必要があります。
イメージ
- 捨てるおかずを決めて空白を作る
- 新しく埋めるおかずを決める
- 新しいおかずを入手して詰める
もし和食弁当が嫌になって中華弁当に変えたい場合、普通であれば自分で①~③を繰り返して少しずつ置き換えていく必要があります。

でも、会社員だと思い通りにならないことも多いよ。
それらを一気に変える手段の1つがセミリタイアだね。
会社員の間は、まずは自分の時間を資産・スキル・経験などに少しずつ変えていこう。

>>体験談が知りたい方は脱サラ(セミリタイア)するきっかけとなったエピソードをご覧ください
価値の交換レートを上げていく
2つ目は、自分のリソース(時間・お金・労力など)を、より効率よく価値の高いことに交換していくことです。
何かを捨てて別の価値に交換する時のレートは常に1対1ではありません。
全く同じ人が、同じ時間働き、同じ成果でも、どの会社にいるかで給料は変わります。
また、同じ2時間4千円の飲み会でも、価値のある時と、そうでない時がありますよね。
まずは、交換レートがマイナスになっているもの&ことをできるだけ断捨離してみましょう。
他人が決める価値⇒自分が決める価値へシフトしていく
3つ目は、他人が決める価値から自分が決める価値へシフトすることです。
他人からはミニマリストはストイックに見えるかもしれませんが、その人にとっては価値が高い。
他人からの評価は環境に大きく左右されます。
例えば、流行してるものでも永続的な価値がなければブームが去った途端に全く見なくなりますよね。
会社での評価も、どの会社・部門・上司かに大きく左右される。
一方で、自分が決めた価値は急に変わることは少ないです。
人生のステージに応じて変わることもありますが、自分で決められるので変えれば良いだけです。
セミリタイアに対して批判的な意見もあるでしょうが、自分がそれを高い価値だと評価するかが大事です。
まとめ:セミリタイアへ近道するならミニマリスト思考を取り入れよう!
今回は、セミリタイアのためのミニマリスト思考について紹介しました。
捨てること・最小限にすることは、失うことではなく別の物を手に入れるためです。
全部を追い求めるのではなく、重視することを決めてミニマリスト思考を上手に取り入れていきましょう。
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