
海外営業のお金事情や将来の年収アップの道が知りたい!
このような、海外営業の仕事に関する疑問にお答えます。
記事の内容
- 海外営業の年収などのお金事情
- 海外営業で将来年収アップする道
キャリアを考える上で給料や、将来年収アップできるかはやはり気になりますよね。
今回は、元海外営業マンが、海外営業のお金事情について詳しく解説していきます。
本記事(筆者)の信頼性
メーカーで国内営業を経て10年超の海外営業経験
アジア各国、北南米など新興国を中心に海外出張50回超を経験
新規国開拓、直接/間接営業、現地法人支援などの様々な海外事業展開の経験
本記事を読めば、海外営業の年収や、どうやったら年収を上げていけるかが分かります。
実際のところどうなの解説していきますのでぜひ参考にしてください。
>>海外営業のやりがい・辛いことが知りたい方はこちら
海外営業は稼げる仕事なのか?年収などのお金事情を解説

海外営業の気になるお金事情について解説します。
統計データから見る海外営業の平均年収は?
海外営業の平均年収は、マイナビエージェントのサイトによると513万円だそうです。
海外営業・貿易営業の平均年収は513万円 (全体平均値)
https://mynavi-agent.jp/helpful/income/category/sales_02.html
但し、これは様々な業種や年代が混じった平均なので、自分のケースに当てはめる場合にはあまり参考にはなりません。
海外営業の年収は業界×会社規模×年齢(ポジション)でほぼ決まる
実際のところ、年収は業界・会社規模、年齢(ポジション)でベースはほぼ決まります。
同じ会社の同じポジションであれば、部門間でそれほど大きく違うことはないでしょう。
会社が等級ごとに給料の幅を賃金テーブルで定めている場合がほとんどのためです。
海外営業の仕事は商社かメーカーが多いですが、給与の高さ順のイメージとしては以下のような感じです。
ポイント
大手商社>大手メーカー>中小の商社・メーカー
最大手クラスの商社では20代で1000万円に届くとも言われるように給与水準が非常に高いです。
メーカーは若い内はそれ程高くありませんが、大手であれば管理職までいけば1000万前後が望めます。
具体的な給与水準が知りたいのなら、その会社の平均年収や、同業種・同規模の会社の平均年収を調べるのがおすすめです。
海外営業の出張手当は今後期待できない
海外出張に行くと手当の支給や、航空会社のマイレージなどで得をすることもあります。
ただ、テレワークが普及したことにより、今後は出張の頻度も減っていくことが予測されます。
実際、ほとんどの打合せがWeb会議になりましたが、支障がないものも多くありました。
過去のように、海外出張で大きく稼ぐことは期待しないことです。
海外営業の将来性や年収アップの道は?

海外営業の将来のニーズや年収アップの観点から解説します。
海外営業の需要は今後も継続
海外営業のニーズは、国内と比べると高くなります。
国内は市場が小さくなっていくことに加えて、高年齢の層が分厚いため厳しくなっていくと予想されます。
一方で、海外は拡大市場が残っており、経験・スキルのある人材も少ないため海外人材に対するニーズは続くと考えます。
実際、私の知っている人でも一定の経験がある海外営業のメンバーは、短期間の内に大手への転職が決まっている人が多数でした。
海外駐在になると年収大幅アップの可能性もあり
海外駐在の時の給与や手当は会社によって違いますが、特に大手企業では現地駐在者の待遇が非常に良いです。
具体的には、大手の場合で給与は日本にいる時の1.5~2倍 (日本給与+現地給与)、運転手付きの車、高級アパートに住めて家賃は全額会社負担のようなイメージです。
また、海外駐在の経験によってその後の昇進に繋がるケースも多くあります。
会社を変えなくても、駐在員を目指すことで給料を一気に上げることを目指す道もあります。
海外営業なら年収アップしながら転職できる可能性は十分有
海外進出に力を入れている企業は増えてきており、アピールできる経験があれば転職で年収アップできる可能性も十分あります。
海外営業として十分なスキルと経験を持っている人材は日本ではまだまだ少ないからです。
実際、私が働いていた時もなかなか良い人材が採用できなかった経験があります。
最初に就職した会社が中小で給与が低かったとしても、経験を積んで転職することで年収アップする道があります。
年収アップを目指したいならハイクラス転職に強い転職エージェントのJACリクルートメントに相談するのがおすすめです
無料ですので、悩んでいる方も相談したり話を聞いてみるだけでも価値がありますよ。
海外事業が成長中の会社では昇進が有利になる可能性も
海外事業が成長している会社では、昇進でも有利なポジションを得られる可能性があります。
事業拡大に伴い海外部門のポジションが増えるのに加えて、40代以上で海外・英語のスキルを持った人材が少ないからです。
このような会社では、早めに世代交代が行われ若手も早めに昇進するチャンスがあります。
実際、私も海外部門では世代交代が早く進み、30代中盤で管理職への切符を手に入れました。
このように同じ会社の中にいながらにして、早く管理職になって年収を上げていく道もあります。
まとめ: 海外営業は国内より稼げる可能性は十分有り!
海外営業のお金事情や年収アップの道に関して解説しました。
海外営業は、国内営業よりもキャリアを積めば年収を上げていける可能性のある仕事です。
キャリア・スキルを積んでいき年収アップを目指しましょう。
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